今だって ちょっと前までは、そんなに安直に連絡をすることはできなかったのに…
こんにちは、惹き寄せ習慣プロデューサー林ゆう子です。
思ふにし
死するものに
あらませば
千遍そわれは
死にかへらまし
想い焦れて死ぬなんて
この世にホントにあるのなら
わたしなんてとっくの昔に
1000回は死んでいるね
すぐに逢えない
すぐにやり取りができないから
想いをぎゅっと凝縮して
そんな歌のやり取りで
気持ちを確かめていた時代
今は簡単に、そしてすぐに
やり取りはできるけど
そこに乗せている想いって
どうなんだろうね…
ちょっと前までは
メールも携帯もなかったから
電話1つ、手紙ひとつも
重みがあったように感じる
簡単でないから
すぐにできないから
想いが募るのだよね
そんな状態もいいんじゃない?
あるとき、
しばらく逢ってない人と
話すことができて…
その時は
とっても嬉しかったのだけど…
数時間後には
ここにいない寂しさと
本当はただ、
想いを受け止めて欲しかったけど
言えなくて
気持ちがどーんと落ちたことも
あったっけなぁ
自分の中にあった
想いの大きさに初めて気がついた…
そんな自分が可愛いなって
思う反面、
それをどう扱ったらいいんだろう…って
当惑したこともあったよね…
だから
おいそれと連絡取ることが
できなくなって…
あの後、逢っていたら
どんな風に思っているのかな
どんな想いで見つめるのかな
そんなこともあったよね…
三枝さんの本、
「恋ノウタ」を読みながら
そんなことを思っていた…
万葉集を現代風に訳して
ポップな写真とコラボした
写真詩集
今は沖縄でカフェをやっている三枝さん
出逢いはとっても不思議で…
うちの玄関入ったところに
この天使の絵が飾ってあるんですが
これはてらぴか先生こと
寺門孝之先生の描かれた天使シリーズの
最初の油絵バージョン
これのために新築の真っ白い壁を
ブルーに塗ったんだよね
(自分でね…)
この寺門さんの絵に
三枝さんが文章をつけた
「天使のカレンダー」っていう
365日の天使が描かれた本が
あったのですよ…
大好きなんです…
この本を読んだときに
小学校のときに住んでいた
西宮の家の前のある崖の映像が
どうしても出て来てね…
そこは地層が見えるので
小学生のときに何度か
それを見に行ったことがあるけど
うちの目と鼻の先だったの
ふと見ると
三枝さんが西宮出身って書いてあり、
Eメールが載っていたから
感想とともに、その話しを送ったら
なんと
年も同じくらいで、
その崖を挟んで下側と上側に
住んでいた…ってことがわかったの
同じ頃に同じ風景を見ていた人
当時京都に住んでらした三枝さん
東京にいらしたときに
一緒にお食事をしたことがありました…
そのとき、二人だとなんだから…と
一緒に誘っていったのが
当時は同僚だったこの方
その後、この方もカフェの大御所と
なっていったのであります…
人のご縁って不思議です…
最初に出逢ったときには
こんな人になるとは思わなかったり
こんな関わりになるとは思わなかったり
…
…
考えてみると
キッカケは
募る想いを言葉に乗せたところから…
だったのかもしれません…
それは恋ココロだけではなくて
こんなことを一緒にしたい
ここがとっても素敵だった
本当は助けてほしい
なに言っちゃってんの!大丈夫!
一人でご飯食べないで一緒に食べましょ!
…
そんな想いかもしれないし…
素のままの
これを言ったらどうなるか…とか
こうなって欲しいとか
あれこれ、考えて出た言葉ではなく
見返りや思惑を持った言葉ではなく
アタシの心の言葉だったように
思うのですよ…
人のご縁が繋がるとき
人のココロが動くとき
恋が始まるキッカケも
素直に発せられた心の言葉に
人は動かされるのかもしれません…
アタシの大好きな天使…
ちょっとダークだけど
本当はおちゃめで可愛いところがある…
アタシの天使
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